皆さんは「傷病手当金」と言う言葉をご存じですか?
公的医療保険による手当金の一つ「傷病手当金」ですが、対象が会社員等の
「社会保険加入者」のみ、自営業者等の「国民健康保険加入者」は対象外でした。
今回はその対象外であった「国民健康保険加入者」の方も給付対象になる場合がある、と
言う情報を入手しましたので、わかりやすく簡単にご説明していきたいと思います。
この記事を読んで「該当かも?」と思われた方は、是非、給付金申請をしてみて下さい!
傷病手当金とは?
公的医療保険による手当金の一つで、被保険者が病気やケガで会社を休み、
事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
(別記事で「傷病手当金」について詳しい内容を掲載しています。)
国民健康保険加入者は対象外?
こちらの傷病手当金、個人的に一つ難点(違和感?)を感じていて・・・
それが「国民健康保険加入者は対象外」と言うことです。
- 自営業・個人事業主の方(フリーランスを含む)
- 社会保険に未加入の会社に勤務している方(小規模の会社等)
は、傷病手当金がもらえません。
国民健康保険加入者でも、手当金がもらえる場合とは?
市区町村単位で対応に違いはありますが、
「新型コロナウイルス感染症に感染・濃厚接触者となった場合で
会社等を休んだ場合・休業した場合」
国民健康保険加入者にも傷病手当金が支給される場合があります。
引用元:厚生労働省HP(2ページ目参照)
非正規雇用・アルバイトは対象?
国民健康保険加入者であれば、基本的に就業形態は問いません。
「国民健康保険加入者を給付対象としている市区町村か」を、お手持ちの健康保険証に
記載されている健康保険へ確認ください。
フリーランス(個人事業主)は対象?
「給与所得」か、「事業所得」か、で対象が変わってきます。
こちらも市区町村により「給与所得の場合のみ対象」「事業所得者も対象」
「個人事業主も対象」と対応が様々ですので、問い合わせ・ご相談をしてみて下さい。
↓「事業主が給付対象になった自治体」についての記事が掲載されていました
引用元:全国商工団体連合会HPコロナ対策 国保の傷病手当金が事業主も対象に 9自治体が実施、見舞金も11自治体が支給 | 全国商工団体連合会新型コロナに感染したり、濃厚接触者となった事業主やフリーランスなどにも、国民健康保険(国保)の傷病手当を―。厚生労働省は昨年3月、国保の被用者(雇われている人、青色・白色を問わず全ての家族従業者)を対象とした自治体の傷
問い合わせ・申請先は?
傷病手当金の問い合わせ先・申請先は、加入している健康保険になります。
お手元の健康保険証に記載されている健康保険へお問合せください。
- 傷病手当金が給付される市区町村か
- ご自身が給付対象の該当者か
- 申請方法・必要書類等
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「対象外であった国民健康保険加入者にも傷病手当金・給付金が出る場合がある」
について、わかりやすく簡単にまとめました。
「傷病手当金は関係無い」と思われてる国保加入の会社員・事業主・フリーランスの方、
もしかしたら該当かもしれません!この記事が何かのお役に立てれば、嬉しいです。
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