「新NISAって、口座を開いて人気の商品を買えばいいだけでしょ?」

新NISAを始めようと思って、証券会社に口座を開設しました。
人気ランキングの商品を購入しようと思っているのですが、
商品を選ぶときに気をつけることはありますか?
2024年1月に新NISAがスタートし、投資を始める方が増えました。
でも、商品を選ぶ前に、ひとつだけ知っておいてほしいことがあります。
実は投資信託には「3つの手数料」があり、同じ商品でもどこで買うかによってコストが変わります。
「手数料って何?」「そんなの聞いてなかった!」という方も大丈夫。FP資格を持つ主婦が、難しい言葉を使わずにわかりやすく解説します。
商品を選ぶ前に、少しだけ読んでみてください。
【この記事でわかること】
・新NISAにかかる3つの手数料の種類
・手数料を気にせず選ぶとどうなるか
・手数料が低い証券会社の選び方
結論:新NISAの手数料は3種類 最重要は「信託報酬」
新NISAの投資信託にかかる手数料は、購入時・保有中・解約時の3種類あります。なかでも長期運用で一番差が出るのが、保有中に毎日かかる「信託報酬」です。
まずここだけ押さえておくと、商品選びがぐっとラクになります。
新NISAの手数料は3種類ある
新NISAで投資信託を購入・保有・解約するとき、それぞれのタイミングで手数料がかかります。まずは3つの手数料を順番に確認していきましょう。
①購入時手数料
投資信託を購入するときに、販売会社に支払う手数料です。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。このうちつみたて投資枠は購入時手数料が0円に限定されています(購入時手数料が0円の商品を「ノーロード」と呼びます)。
成長投資枠は商品によって0〜3%程度かかるものもあります。
【例】 購入金額100万円・手数料2%の場合 → 100万円 × 0.02 = 2万円の手数料が発生
②信託報酬
投資信託を保有している間、毎日自動的に差し引かれる手数料です。運用会社・販売会社・信託銀行の3社に支払われます。
年率で表示されることが多く、長期運用になるほど手数料の差が運用結果に大きく影響します。
商品を選ぶときに一番注目してほしい手数料です。
【例】100万円を信託報酬1%のファンドで10年運用した場合
→ 単純計算で約10万円のコストに
③信託財産留保額
投資信託を解約するときにかかる手数料です。解約代金から0〜0.3%程度が差し引かれます。
かからないファンドも多いので、購入前に確認しておくと安心です。
【例】解約時の基準価格100万円・料率0.1%の場合
→ 100万円 × 0.001 = 1,000円が差し引かれる
3つの手数料を抑えるポイント
手数料は種類ごとに特徴が違うので、バランスよく確認することが大切です。特に意識してほしいポイントを3つまとめました。
①購入時手数料は0円を選ぶ
つみたて投資枠はすべてノーロードですが、成長投資枠では手数料がかかる商品もあります。できるだけ購入時手数料が0円の商品を選びましょう。
②信託報酬はできるだけ低いものを選ぶ
長期運用では信託報酬の差が一番響きます。同じような商品なら、信託報酬が低いものを選ぶのが基本です。
③3つの手数料をトータルで確認する
購入時手数料・信託財産留保額が0円でも、信託報酬が高い場合があります。1つだけ見て判断せず、3つまとめて確認するのがおすすめです。
ネット証券と銀行窓口、手数料はこんなに違う
新NISAを始めるとき、どこで口座を開設するかによってコストに大きな差が出ます。主な違いをまとめました。
| ネット証券(SBI・楽天など) | 銀行・対面証券の窓口 | |
| 購入時手数料 | 無料 | 商品によって0〜3%程度 |
| 取扱銘柄数 | 200〜280本程度 | 数十本程度 |
| 信託報酬の低い商品 | 豊富 | 少ない傾向 |
| サポート | オンライン・電話 | 対面で相談できる |
※信託報酬・信託財産留保額は証券会社ではなく商品によって異なります。
購入前に目論見書でご確認ください。
ネット証券がおすすめな理由
銀行や対面証券の窓口でも新NISAの口座を開設できますが、手数料を抑えて運用するならネット証券がおすすめです。主な理由を3つご紹介します。
①購入時手数料が無料
SBI証券・楽天証券などの大手ネット証券は、成長投資枠の投資信託も購入時手数料が無料です。銀行窓口では商品によって0〜3%程度かかる場合があります。
②信託報酬の低い商品が豊富
ネット証券は取扱銘柄数が多く、信託報酬の低いインデックスファンドも充実しています。長期運用ほど、この差が運用結果に影響します。
③スマホで手続きが完結する
口座開設から積立設定まで、すべてスマホで完結します。窓口に出向く手間がなく、忙しい主婦にも使いやすいのがネット証券の強みです。
まとめ:投資信託の3つの手数料を知ってから商品を選ぼう
今回は新NISAの投資信託にかかる3つの手数料についてお伝えしました。
・購入時手数料:購入時に1度だけかかる(ネット証券は無料)
・信託報酬:保有中に毎日かかる(長期運用で差が出やすい)
・信託財産留保額:解約時にかかる(かからない商品も多い)
なかでも「信託報酬」は長期運用ほど差が開きます。
「信託報酬が低い商品を、ネット証券で選ぶ」
まずはこれを意識して、低コストの商品をネット証券で探してみてください。
手数料を意識した商品選びができたら、次は固定費全体の見直しもおすすめです。保険・住宅ローン・通信費など、一度見直すだけで毎月の節約効果が続きます。
保険選びで失敗したくない方は、こちらの体験談も参考にしてみてください。




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