【2026年最新】学資保険は本当に必要?FP主婦がメリット・デメリットを正直解説

学資保険のメリット・デメリットをFP主婦がわかりやすく解説したアイキャッチ画像 生命保険

「学資保険って、本当に必要なの?」

お悩みさん
お悩みさん

学資保険がオワコンって聞いたのですが、本当ですか?
両親は「学資保険は加入するべき」と強くすすめてきます。
メリット・デメリットについて詳しく教えて下さい。

子どもが生まれたとき、「教育資金の準備をしなきゃ」と考えた方は多いのではないでしょうか。そのとき真っ先に名前が挙がるのが「学資保険」です。

でも実は、学資保険が本当に必要かどうかは、家庭の状況によって大きく変わります。 FP資格を持ち金融機関に20年以上勤務してきた筆者が、メリット・デメリットから代わりになる方法まで、正直にお伝えします。

【この記事でわかること】
・学資保険は必要?いらない?
・学資保険のメリット・デメリット
・親世代や保険会社がすすめる本当の理由
・学資保険の代わりになる方法は?

学資保険とは?

子どもの教育資金の準備を目的とした貯蓄型の保険です。(こども保険とも言います)

教育資金が必要になるタイミングで「お祝金」や「満期金」などの給付金を
受け取ることができます。

学資保険のメリット

  • 「保険料」という形で自動的に積み立てができる
  • 険期間中に親(契約者)が亡くなった場合、その後の保険料の払込は免除されたうえで
    満期保険金などを受け取ることが可能(保険料払込免除特約
  • 保険料が生命保険料控除の対象となる

学資保険のデメリット

  • 貯蓄性が低い
  • 積み立てたお金を簡単に引き出せない
  • 契約期間の途中で解約すると元本割れの可能性がある

「貯蓄重視型」と「保障重視型」

 ・「貯蓄重視型」:「保険料払込免除特約」以外の保障が付かない。
  ※一般的に返戻率は高くなる(支払った保険料より多くの満期保険金がもらえる)

 ・「保障重視型」:子供の死亡保障や医療保障が付いている。
  ※一般的に返戻率は低くなる(支払った保険料より満期保険金は少なくなる)

返戻率

返戻率とは払った金額に対する受け取る金額の割合を言います。

学資保険では
「払い込んだ保険料の総額に対して、将来受け取れる総額(満期学資金・お祝い金等)が
どれくらいあるか」を(%パーセント)で表します。

返戻率の計算式

返戻率は以下の計算式で出すことができます。

返戻率=(満期学資金+進学準備金・お祝い金等)÷払込保険料総額×100

2026年現在、学資保険の返戻率は高くても105〜108%程度にとどまっています。低金利環境が続くなか、かつてのように大きく増やすことは難しいのが現状です。

※同じ学資保険でも満期の時期・保険料の払込期間(短縮すると総保険料は安くなる)・
 保険加入のタイミングによって返戻率は変わってきます

学資保険は必要?不要

学資保険をおススメする人

  • 預貯金では教育資金を貯められない
  • 毎月の固定費(保険料・携帯代・住宅ローン等)の割合が高くて
    教育資金用にお金を回せない
  • 自分たち(親)に万が一の事があって教育資金を準備できなくなる
    リスクに備えたい
  • 他の投資商品等で運用するのは難しい・抵抗がある

おススメの加入方法・保険料払込み方法


 ・子供が産まれて早いタイミングで加入する※妊娠中から加入できる商品もあります

 ・「5年払い」「10年払い」等、短期間で払い込みを済ませる

 ・月払を年払や半年払にする(払込保険料が安くなります)

 ・保障や特約を最低限にとどめる

学資保険をおススメしない人

  • 教育資金が十分用意できている
  • 祖父母などから教育資金を援助してもらえる
  • 他の投資商品で教育資金分の金額を運用している

学資保険に代わる商品はある?

  • 預貯金
  • 新NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)
  • その他投資商品(国債・投資信託・株等)

私のおススメは「新NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)」と「預貯金」の併用です。

ジュニアNISAは2023年に制度が終了しましたが、2024年からスタートした新NISAでは親名義で非課税運用ができるため、教育資金の積み立てにも活用できます。

FP主婦ココだけ話①

ネット上で良く「学資保険」の代わりに「低解約返戻金型終身保険」を勧めている
記事を見かけますが・・・正直「どっちもどっちかな」と言うのが感想です。

※低解約返戻金型終身保険について詳しい記事を書きましたので参考にしてみて下さい。

私たちの親世代が学資保険をすすめる理由

一般的に集めた保険料は、株や債券等で運用されます。

ですが満期保険金を確実に支払うことを考えると「リスクの高い金融商品は避けて運用」
せざるを得ません。

そしてリスクの低い金融商品で運用しても、積み立てた金額が大幅に増える事はほとんどないと言うのが現状です。

一昔前、バブル期など運用状況の良かった時代は、リスクの低い金融商品で運用しても大きく増えていたので(20%~30%)、払い込んだ保険料の合計額を大きく上回る満期保険金を受け取ることができていました。(100万円の総保険料に対して120万円~130万円位)

一昔前の学資保険=確実で運用までできる、おいしい商品」だったのです。


これが親世代が学資保険を勧める大きな理由の一つです。

保険会社が学資保険をすすめる理由

「現在の学資保険は貯蓄性に乏しい」

保険会社の方なら誰もが知っている事実です。

もしかしたら(いや、高い確率で)保険会社の方自身は
「学資保険ではない別の方法で教育資金を準備している」かもしれません。

ではなぜ、保険会社が今でも学資保険を勧めるかと言うと・・・
(FP主婦ココだけ話に続きます)

FP主婦ココだけ話②

「学資保険」はお客様に聞いてもらいやすい、怪しまれずに話ができる
いわゆる「ドアノック商品」です。

なので、学資保険の話をしながら

「これを機会に、現在加入中の他社の保険も自社に乗り換えてほしい」
「自社の加入中の保険をグレードアップしてもらいたい」

という期待を持って勧めている方がほとんど、だと思います

(※正直、保険会社側は学資保険だけでは儲からないんです・・・^^;)

まとめ

今回は「学資保険」について簡単にわかりやすくまとめました。

FP資格を持つ筆者の本音をお伝えすると、学資保険は「絶対に必要」な保険ではありません。 貯蓄や新NISAで教育資金を準備できる方は、無理に加入する必要はないと考えています。

大切なのは「自分たち家族に合った方法で、着実に教育資金を準備すること」です。

「学資保険に入らなきゃいけないのかな…」と漠然と不安に感じていた方も、この記事を読んで少し気持ちが楽になっていただけたら嬉しいです。焦らず、ご家族の状況に合った方法を選んでみてくださいね😊

今より家計をラクにするには、保険だけでなく「毎月の固定費を見直すこと」が一番の近道です。通信費・住宅ローン・電気・ガスなど、固定費の見直しポイントを5つまとめた記事もぜひ参考にしてみてください。



筆者プロフィール

miffy(ミッフィー)0415と申します。

FP(ファイナンシャルプランナー)技能士2級を取得し、金融機関に20年以上勤務してきた「生粋の金融人」です。

このブログでは、FPとしての知識と実体験をもとに「我慢しない節約術」や「固定費の見直し方」をわかりやすくお伝えしています。

難しいお金の話も、できるだけやさしい言葉で発信することを大切にしています。

「節約は頑張りすぎなくていい」と感じてもらえるような情報をお届けできれば嬉しいです😊

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