ふるさと納税は、好きな地域に寄付をして節税でき、さらにプレゼント(返礼品)も受け取れるお得な制度です。
各地の返礼品はたくさんあるため、どれを選ぶべきか、悩んでしまいますよね。「失敗しないように!」という思いから「いかに還元率の高いものを選ぶか」のみを基準に選ぶ人も多いのではないでしょうか。
しかし、返礼品を選ぶ時は還元率以外にも押さえて欲しいポイントがいくつかあります。
今回は私「FP主婦」が実際にふるさと納税を利用した際の失敗談を交えながら、賢いふるさと納税の選び方について解説していきます。
ふるさと納税を上手に活用して、楽しくお得に生活費を節約しましょう!
ふるさと納税とは
まず簡単に「ふるさと納税」についてご説明します。ふるさと納税は、日本の税制の一つで、納税者が自分の選んだ自治体に寄付をすることで、住民税の控除を受けられる制度です。寄付をした自治体からは、地域の特産品やサービスが「返礼品」として贈られることが多く、これが大きな魅力となっています。
還元率とは
ふるさと納税の『還元率』とは、寄付を行った際に返礼品として受け取れる割合を示します。具体的には、「寄付額に対してどれだけの価値の返礼品がもらえるか」を示す指標です。
高い還元率を選ぶことで、寄付をより効果的に活用できます。長年ふるさと納税をされている方、節約に興味がある方でしたらこの『還元率』の高い物を基準に返礼品を選択する方が多いのではないでしょうか。
*総務省のルールにより、返礼品の還元率は通常30%以下となっています。
還元率以外に気にするポイント5選
ふるさと納税を検討する際には、還元率だけでなく以下のポイントにも目を向けることが大切です。
①味・品質
還元率だけでなく、返礼品の品質や種類も考慮しましょう。特産品や珍しい商品は、地域の魅力を感じることができます。いくらお得なものを選んでも、味がイマイチだったり、品質が悪かったら元も子もありません。
②実用性
返礼品が日常的に使えるかどうかも重要です。家電や日用品、食品など、実用的なアイテムは節約にもなりおすすめです。
③季節性
季節に合った特産品を選ぶことで、より楽しくふるさと納税を体験できます。果物やフルーツ、野菜などは季節によって品揃えが変わります。旬のものを選ぶと満足度が高まります。今の季節(夏)は新鮮な果物や冷たいスイーツが人気です。
④地域の特産品
地域ごとに特産品探してみましょう。その土地ならではの味覚や工芸品を選ぶことで、新たな発見があります。
⑤価格帯
寄附金額に応じて返礼品の価格帯を考慮しましょう。高額な寄付をした場合でも、バランスの取れた選択が大切です。
【体験談】FP主婦が失敗した返礼品とは?
大好きな鮭を選んだのですが、なんと脂身の部分がすべてカットされた状態で届きました・・・・。
慌ててネットの写真を見返しましたが、よくよく見るとカットされている「その部分」は映りこまないように上手に撮られていました。脂身部分が好きな私は、つい「やられたー」と、叫んでしまいました笑
*『訳あり商品』なので商品自体に問題はないと思います。私の知識不足の問題ですね。
【ふるさと納税HP掲載写真】*販売店の特定がされないように商品部分のみ切り取っています。
【実際届いた返礼品】*青ペン箇所、鮭のハラス(脂身)部分がすべてカットされていました・・・
失敗しない!自分に合った返礼品を見つける方法
ここからは、自身の失敗経験を経て気づいた「自分に合った返礼品を見つけるポイント」についてご紹介していきます。賢くふるさと納税を利用するために、以下の方法を試してみてください。
①返礼品の内容を良く確認する
具体的な返礼品の内容を確認しましょう。先ほどの私の失敗談も、もし事前に良くチェックしていたら防げたかもしれないミスでした。写真や説明文をチェックして、自分が満足できるものを選びましょう。
②評判・口コミをチェックする
同じ返礼品を選んだ人たちの評判や口コミを調べてみましょう。特に低評価を付けている方の意見はじっくり読む事をおすすめします。(鵜呑みにする必要はありませんが・・・)
実際の利用者の声を聞きながら、自分に合った商品を選ぶ参考にしましょう。
③「勉強」と思って色々試してみる
まずは試してみるというのも一つの手です。まだ口コミされていない素晴らしい商品があるかもしれません。幅を広げるためにもピンときたものにトライしてみるのも一つの手だと思います。失敗を恐れず、いくつかの自治体やサイトで試してみて、自分に合った方法を見つけましょう。
まとめ
今回は賢いふるさと納税返礼品の選び方についてご紹介しました。数ある中から返戻品を選ぶことは、ふるさと納税の大きな楽しみです。本記事のポイントを参考にして、自分に合った返礼品を選んでみましょう。楽しいふるさと納税ライフをお過ごしください!
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