昨今「ふるさと納税」という言葉は良く耳にするようになりましたよね。
しかし、興味はあるけれど、手続きが良くわからず、実際にどう始めればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
特に、忙しいサラリーマンや主婦の方々にとっては、節約のためとはいえ税金のことを学ぶのは大変ですよね。でも実は「ふるさと納税」の手続きは実はとても簡単で、しかもお得な制度なんです!
2025年からは仲介サイトによるポイント付与が無くなるという話もあり、今が最もお得に始められるラストチャンスです。
今回はふるさと納税に興味はあるけどまだ始めたことがない方や、以前なんとなく寄付してみたけれどその良さがわからなかった方に向けて、「ふるさと納税をする本当のメリット」や「これだけやればOKの簡単手続き方法」などをご紹介します。
【簡単解説】ふるさと納税って何?
まずは、ふるさと納税についてわかりやすく簡単に解説いたします。
①どんな制度?
「ふるさと納税」とは、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、所得税や住民税の控除が受けられるお得な制度です。
②税金の控除が受けられる
寄付した金額のうち、2,000円を超えた分が税金から引かれます。
例)50,000円を寄付した場合
50,000円-2,000円(自己負担額)=48,000円
*48,000円が控除対象額となります。
③返礼品・各種ポイントがもらえる
寄付のお礼として地域の特産品がもらえたり、仲介サイト特有のポイントがもらえる特典もあります!
④ふるさと納税後の簡単手続きが利用できる
基本的に確定申告を行いますが、年末調整をしている方で他にふるさと納税以外に申告するものが無ければ「ワンストップ特例制度」を利用できます。これにより、面倒な確定申告手続きなしで税金の控除が受けられます。
FP主婦が「ふるさと納税」を強く推すメリット5選!
ふるさと納税が「サラリーマンやサラリーマン家庭の主婦の節約に最適」と言える理由はいくつかあります。ふるさと納税を利用するとなぜ節約に繋がるのでしょうか。FP主婦が「ふるさと納税」を強くおすすめする理由を5つご紹介します。
①家計の助けになる!
サラリーマン主婦は、家計を管理する役割を担っていることが多いです。ふるさと納税を利用することで、税金の控除を受けつつ、返礼品として食材や日用品を手に入れることができ、家計の負担を軽減できます。
②普段食卓に上らない高品質な返礼品がもらえるチャンス!
ふるさと納税の返礼品は、地域の特産品や高品質な商品が多いです。普段は手が届かないような高級食材や特産品をお得に手に入れることができ、家族の食卓を豊かにします。
③節税に繋がる
ふるさと納税は立派な「納税制度」なので、所得税や住民税の控除を受けることができます。「自分の居住地に全額納税する予定だったものを違う地域に納税した」という形になります。
ふるさと納税として支払った金額分についてはもちろん支払う必要は無く、更に各地域から返礼品を受け取れるという画期的な制度です。これにより、実質的な支出を抑えつつ、返礼品を受け取ることができます。
④地域貢献
ふるさと納税を通じて、応援したい地域や自治体に寄付することができます。これにより、地域の活性化や発展に貢献することができ、社会的な意義もあります。
⑤手軽さ
ふるさと納税は、インターネットを通じて簡単に手続きができるため、忙しいサラリーマン主婦でも手軽に利用できます。更に「ワンストップ特例制度」を利用すれば確定申告をする必要もないため、非常に簡単に手続きができます。
これらの理由から、ふるさと納税はサラリーマン主婦にとって節約の強い味方となります。税金の控除を受けつつ、返礼品として食材や日用品を手に入れることができ、家計の負担も軽減できるという「最強の節約法」なのです!
【実践編】ふるさと納税の始め方(基本的な流れ)
ここからは、ふるさと納税の基本的な流れについて簡単に解説します。ふるさと納税の基本をマスターして、賢く節約しましょう!
寄附限度額の確認
ふるさと納税の寄附限度額は、収入や家族構成によって異なります。まずは自分の限度額を確認しましょう。(一般的には、年収の約30%が寄附限度額の目安と言われています。)
ふるさと納税仲介サイトに掲載されているシミュレーションツールを使えば、収入と家族構成を入力するだけで簡単に限度額を確認できます。
寄附限度額を超えて寄附をすると、超えた分は控除の対象外となり、全額自己負担となってしまいます!計画的に寄附を行い、限度額を超えないように注意しましょう。シミュレーションツールを活用して、余裕のある寄附額を設定することが大切です。
寄附先の自治体と返礼品を選ぶ
自治体は自分の興味や関心に基づいて選びましょう。返礼品は日常生活で役立つものや地域の特産品がおすすめです。
寄附の手続きを行う
納税サイト(ふるさとチョイス、さとふる、楽天ふるさと納税など)を利用して、寄附の手続きを行いましょう。支払い方法は各種クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いなど選べますが自分が日頃使用している(ポイントがつきやすい)クレジットカードやペイ払いをおすすめします。
寄附証明書を受け取る
確定申告やワンストップ特例制度の手続きに必要な寄附証明書を受け取り、保管しておきましょう。
確定申告またはワンストップ特例制度の手続きを行う
確定申告には「寄附証明書」の添付が必要です。ワンストップ特例制度を利用すると、申請書を自治体に提出するだけで確定申告が不要になります。
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「ふるさと納税の流れはわかったけど、文章だけじゃわかりづらい・・・」
と不安になってしまった方は、以下の記事で具体的な手順を、写真付きでわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください!
*記事は「dショッピング ふるさと納税百選」を使用した時のものですが、他のふるさと納税サイトでも概ね手続きは同じです。
節約効果を最大化するコツ
①自分の生活スタイルに合ったふるさと納税サイトを探す
ふるさと納税を賢く利用するためには、いくつかのポイントがあります。まずは、自分の寄付限度額を確認すること。年収や家族構成によって異なるので、シミュレーションを活用しましょう。また、寄付する自治体を選ぶ際には、返礼品の内容や寄付金の使い道もチェックしてみてください。
②控除上限額を把握する
ふるさと納税には控除上限額があり、これを超えると節税効果が減少します。自分の年収や家族構成に応じた上限額を確認し、その範囲内で寄附を行うことが重要です。
③ 返礼品のコスパを考える
返礼品を選ぶ際には、普段の生活で使う食品や日用品を選ぶと、生活費の節約にもつながります。特にお米や洗剤など、日常的に消費するものを選ぶと効果的です。
おすすめのふるさと納税サイト
お得にふるさと納税を始めるには「自分の生活スタイルに合ったふるさと納税サイト」を見つけることが大切です。以下の記事では、おすすめのふるさと納税サイトについて詳しく解説しています。サイト選びの参考にしてください!
まとめ
ふるさと納税は、サラリーマンや主婦にとって心強い味方です。特に、2025年10月から仲介サイトのポイント制度が廃止される前の今が、最大限にお得に楽しめるラストチャンスです。節約しながら美味しい特産品を手に入れる絶好の機会となります。
この制度を活用すれば、家計も心も豊かになること間違いなしです。ぜひ本記事を参考にして「ふるさと納税マスター」を目指してください!
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